日向坂46の小坂菜緒さんが5日、都内で行われた映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」の完成披露イベントに参加。その模様のニュース動画が、YouTubeのオリコン公式チャンネルで公開されました。
日向坂46の小坂菜緒が5日、都内で行われた映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(5月7日公開)の完成披露イベントに参加した。
1998年、長野冬季五輪のラージヒル団体で日本初の金メダルを獲得した岡部孝信、斎藤浩哉、原田雅彦、船木和喜の4選手を裏で支えたテストジャンパーにスポットを当てた実話を描いたもの。主演の田中圭が、94年リレハンメル大会のスキージャンプ団体で日本代表をけん引するも銀メダルに終わり、長野五輪では代表落選を味わった西方仁也氏を演じる。
小坂が演じるのは、唯一の女子高校生テストジャンパーを担当した小林賀子。当時、女子スキージャンプが五輪種目になかったため、テストジャンパーとしてでも長野五輪に参加したいという思いを持った葛西賀子さんがモデルとなっている。
思い出のシーンを問われると「五輪が中断となって、もしかしたら、ここで終わるかもしれないという状況で私が発した言動で、みんなの空気を変える。普段の自分だったら、思い切ったことを口に出したりできない。小林賀子だからこそ言えたせりふだった」と懐かしむ。そして「当時、女子のスキージャンプの種目はなかったけれど、オリンピックの舞台でジャンプができる喜びと、今後、自分が女子ジャンプという種目で活躍できたらという夢を持ったせりふ。そこで女の子1人の言動で大人の気持ちを動かすことができたシーンは印象に残ってますね」と感慨深げに語っていた。
舞台あいさつには、田中圭、土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、飯塚健監督、西方仁也氏、原田雅彦氏も参加した。
日向坂46小坂菜緒、巻き髪ヘアスタイルでハッピーオーラ全開 役柄と自身重ね「そんな思い切ったこと口に出したりできない」 映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』完成披露イベント – YouTube
関連動画
映画「ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜」
公開日
2021年5月公開
スタッフ
監督:飯塚健
脚本:杉原憲明、鈴木謙一
音楽:海田庄吾
企画プロデュース:平野隆
(『余命1ヶ月の花嫁』『チア☆ダン』『8年越しの花嫁』)
主題歌:MISIA「想いはらはらと」(Sony Music Labels)
配給:東宝
製作:映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』製作委員会
©2021映画『ヒノマルソウル』製作委員会
キャスト
田中圭 / 山田裕貴 / 眞栄田郷敦 / 小坂菜緒(日向坂46) / 落合モトキ / 菅原大吉 / 八十田勇一 / 濱津隆之 / 古田新太 ほか
ストーリー
1998年長野五輪。
日本スキージャンプチームは国民の期待を一身に背負ってラージヒル団体で日本初の金メダルを狙っていた。
そこに、エース原田のジャンプを特別の想いで見守る男がいた。
元日本代表・西方仁也だ。
前回大会・リレハンメル五輪で西方は原田とともに代表選手として出場。
西方は日本代表最高飛距離135mを飛び、金メダル目前だったが、原田がジャンプを失敗。銀メダルに甘んじた。
西方は4年後の長野五輪での雪辱を誓い練習に打ち込むが、腰の故障により代表を落選。
悔しさに打ちひしがれる中、テストジャンパーとして長野五輪に参加して欲しいと依頼される。
テストジャンパーとは、競技前にジャンプ台に危険がないかを確かめ、
競技中に雪が降った際には何度も飛んでジャンプ台の雪を踏み固めるジャンパーのこと。
西方は裏方に甘んじる屈辱を感じながらも、様々な思いを抱えて集まっていたテストジャンパーたちと準備に取り掛かる。
そして、五輪本番。団体戦の1本目のジャンプで、またしても原田が失敗。
日本は4位に後退してしまう。しかも猛吹雪により競技が中断。
このまま競技が終れば、1本目のジャンプの結果のみで順位が決定してしまう。
そんな中、審判員たちの判断は、「テストジャンパー25人が全員無事に飛べたら競技再開する」というものに。
奇しくも、日本の金メダルへの道は、西方率いる25人のテストジャンパーたちへ託されたのだった…!