衛藤美彩さんが仲野太賀さんと共にW主演を務める映画「静かな雨」の予告編が公開されました。
「静かな雨」は、宮下奈都のデビュー小説をもとにしたラブストーリー。大学で生物考古学の研究助手をしている行助を仲野、たい焼き屋で働くこよみを衛藤が演じる。監督を務めたのは「わたしは光をにぎっている」の中川龍太郎。高木正勝が音楽を担当した。
予告編はこよみの「目の色が好きだったんだ。初めて会ったときの、行さんの目」というセリフから始まる。その後、事故に遭ったことで記憶を保てなくなった彼女の姿を収録。こよみが行助の額にキスするさまや、行助が目元を押さえながら泣く様子も切り取られた。なお宮下は本作について「ふたりが暮らす温度があり、色と匂いがあり、記憶がある。とても美しくて嘆息しました」とコメントしている。
映画「静かな雨」
公開日
2020年2月7日(金) 東京・シネマート新宿ほかにて全国順次ロードショー
スタッフ
監督:中川龍太郎
原作:宮下奈都「静かな雨」(文藝春秋)
脚本:梅原英司 / 中川龍太郎
制作:Tokyo New Cinema
プロデューサー:和田丈嗣 / 藤村駿 / 新井悠真
キャスト
仲野太賀 / 衛藤美彩 / 三浦透子 / 坂東龍汰 / 古舘寛治 / 川瀬陽太 / 河瀬直美 / 萩原聖人 / 村上淳 / でんでん
あらすじ
たとえ記憶が消えてしまっても、ふたりの世界は少しずつ重なりゆく
大学の研究室で働く、足を引き摺る行助は、“たいやき屋”を営むこよみと出会う。
だがほどなく、こよみは事故に遭い、新しい記憶を短時間しか留めておけなくなってしまう。
こよみが明日になったら忘れてしまう今日という一日、また一日を、彼女と共に生きようと決意する行助。
絶望と背中合わせの希望に彩られたふたりの日々が始まった・・・。